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第1話

2004年7月24日〜31日アメリカのI.M.P.B.A.の大会がありました。我々は大会を見学してきました。
まず、I.M.P.B.A.の大会について少し説明させていただきます。1949年に創立されMr. BAMEY.KiEWiCE
Mr. Ed. KAltus, Mr. F. Schneider, Mr. SPArr の各氏によりI.M.P.B.A. が結成され1957年に第一回目の
レースがSt. Louis で全米大会が開催されました。今の会長は第17代になるのではと思います。
開催地は各地方のモデルボートクラブが本部より委託されボートクラブが会場(池その他)の手配をし
ます。毎年7月もしくは8月に開催するという規定があります。開催地がどのように決められているのか
今のところ詳しくはわかりませんが各地を転戦していくようです。例外もあるようですがいつも、同じ池
でレースが開催されているわけではないようです。セントルイスから始まり→ミシガン→インディアナ
→ニュージャージー→イリノイ→ワシントン→イリノイ→ミズーリ→フロリダ→イリノイ→カリフォルニア
→1985年〜1988年の4回はアラバマで開催されております。今より30年前N.A.M.B.A.がI.M.P.B.A.より
分かれカリフォルニア州を主に大会が同じルールとレギュレーションで開催されています。
今回I.M.P.B.A.の大会はJackson 市のバックアップのもとJackson Boat Club が主になって行われまし
た。まず、私は1993年にI.M.P.B.A. の会員になりました。会員番号-17281です。私のアメリカの友人に
会員番号-75 の Mr. Tom や会員番号-459 のMr. Jim がいます。今回私はアメリカの友人よりレース
のスポンサーになって欲しいと正式な依頼がありましたのでお受けしました。好奇心旺盛な私はこの
ことをきっかけについにアメリカにレースの見学にまで行ってしまいました。続く・・・

会場風景のご紹介

Hostwd By:Jackson RC
Model Boaters
Jackson 市長の
メッセージ
大会要項の案内 Fairground Park の
イベント ルーム
Fairground Park の
レース場へ行く入り口
ギャラリー用の
駐車場1000台は可能
かなぁ〜
ギャラリー用の
駐車場広いスペース
綺麗に整備された
公園内


第2話

さてアメリカのテネシー州はどこにあるのかみなさんご存知でしょうか?年配の方なら戦後「江利チエミ」が歌って
大ヒットした「テネシーワルツ」が有名ですが地理的にはご存知ない方の方が多いのではないのでしょうか?
かく言う私も皆さんとほとんど同じでテネシー州に行くのは初めてでした。「エルヴィスプレスリー」の「テネシー
ワルツ」も名曲ですよね。「プレスリー」の生まれたのはテネシー州ですがMemphis 市でありました。Jackson は
見つかりません。早速、本屋で地図を購入しJackson 市を探しました。ようやく見つけることが出来ました。
「Memphis」より東方200マイルの所にありました。早速旅行社に行きルートを調べてもらうと約一日半かかる事が
わかりました。一瞬どうしようかなと思ったのですが数日後一泊せずに一日でなんとか行けるルートが見つかった
と連絡がありました。そのルートはAA(アメリカン エアーライン)で伊丹→成田→ダラス→セントルイス→ジャクソン
なんとなんと三回も乗り換えて行くことになりました。続く・・・

スポンサーのご案内

Futaba-America が
大スポンサーになり
ました。素晴らしい!
Hobby-products も
スポンサーになりまし
た。
この地図で貴方は
「テネシー州」がどこに
あるかわかりますか?
右が大会のお世話を
して下さったMr. Tom
Moore (Sec.)


第3話

7月23日午前6時に家を出発しテネシー州のJackson City に到着したのが時差の関係で23日の夕方の6時でした。
24時間かかりました。伊丹→成田→ダラス→セントルイス→ジャクソンと乗り継いで行く間に手荷物以外のトランク
は自動的に乗り継ぎ便に乗せられていくのですがダラスで一度アメリカの入国審査を受けなくてはなりません。
その時に預けてあるトランクを一度ピックアップしてセントルイス行きのカウンターに渡さないといけませんがダラス
での入国手続きは大変スムースにいったのですがセントルイス行きの便にトランクを渡すのに時間がかかり約1時間
ないのにタイムロスをし税関をでてすぐに国内便に乗り換えるために2階に上がる入り口がわからず知らないうちに
場外に出てしまっていた。あ〜あぁ〜大失敗! 仕方なく空港外周バスに乗り10分かかってチェックインの入り口に
着いた。一旦外に出てしまった為もう一度検査を受けなくてはいけないはめになってしまいました。乗客が一列に並ん
でいるが中々前に進まない。靴まで脱いで身体検査を受け搭乗口に着いたのは出発10分前でした。やれやれ〜ほっ
1時間30分のフライトでセントルイスに到着。時差のせいか解らないがアメリカの国内線の空港には時計がない。
理由はわからないがタイムテーブルに現地時間を確認しないと早いのか遅れているのかも解らない。アメリカ大陸は
5つの時間帯に分れているので不安でならない。ようやく1時間待ってテネシー州のジャクソン行の飛行機に乗って
行くことが出来ました。これが、また双発のプロペラ機でした。20人乗りの機種もわからない機体でまるで遊覧飛行の
ようでした。我々を含めて乗客は6人でした。小さい飛行機でお茶もジュースもでません。載せるスペースもないでしょ
1時間30分のフライトでテネシーのジャクソン市に着きました。ところが待てど暮らせど我々のトランクが出てきません。
係員に聞くとバケージクライムに有ると言うので見てみるがやはり無い。結果ダラスで積み残しということだった。
後でホテルに届けるとのこと。やれやれ!ホテルまでタクシーで行こうとタクシースタンドを探すもない。ここではタクシ
ーに乗る人はいないとのこと。えらいとこに来てしまったなぁ〜と一瞬思いましたが何が何でもタクシーを探してホテル
まで行かなくてはなりません。何でも良いからと頼むとリムジンなら来ますということで2時間待ってやっと車が着ました
もうた〜いへん。これからどうなることやら・・・続く 

      Jackson Boat Club の Welcome メッセージ

Jackson Boat
Club のメッセージ
セントルイスから乗った
双発の飛行機
今回の大スポンサー
の双葉の旗が見える
Rossi Sales of
America の旗


第4話

7月24日(土)は公開練習日があると言うのでホテルよりタクシーを呼ぶ。運転手に行き先のFairground
Park のラジコンボートの池と言うと「OK」と気安く返事をするではありませんか本当にわかっているのか
聞いたところ今朝のラジオでJackson RC Model Boaters (I.M.P.B.A)主催のラジコンボートレースが
Fairground Park のラジコン専用池で行われると放送していたとのこと、さすがアメリカだなぁ〜と思いま
した。ラジコンボートはマリンスポーツとして認められているんだと感激しました。ホテルより10分位で公園
の入り口に入ってきました。公園はダウンタウンより3マイルのところに位置します。
公園に入るとすぐにBAQET ROOM の赤い屋根を見ながら左右には青い芝生を敷き詰めたグラウンドが
見えてきました。日本のゴルフ場の入り口に見えるような素敵な公園でした。橋を渡ると次に目に飛びこ
んできたのが広大な駐車場でした(無料)。その先に池に沿って選手用テント、トレーラー、ピックアップ
トラックなどが駐車していてギャラリーと選手用とは区別されていました。中央にJackson RC Boat Club
の看板がありピットは金網で隔離され事故の防止また安全確保上 I.M.P.B.A. の会員以外は入れないと
書かれていました。(保険に入っていること)。池に向かっては木製ではあるが立派なコントロールタワー
が有り最上部はジャッジメント(審判員3〜4名)その下に選手のコントロール台がある。(画像を参考)
つづく・・・

レース場とレース場設備    

立派な操縦台 ピットの入り口、各社の
スポンサーの旗が見える
ピットの右側 上がジャッジメント下が
一般選手
発着場の立派なデッキ
発信係の指示に従って
青の旗がGo,赤がStop
回収艇が2隻、あっと
いう間に船を回収して
くる高速艇
スポンサーの
RED MAX の旗
注意!このピットの中に
は「I.M.P.B.A.」の会員
以外は入れません。


第5話

今回レースが行われたFairground Park の池はJackson RC Model Boaters のクラブの専用池です。
クラブ員は30名足らずでしょうか?ボートを発着させるデッキも素晴らしいし屋外トイレ6ヶ所、ホール
付きトイレットがまたまた素晴らしい何故かと言うとクーラーが入っているのです。今回レースの行わ
れた日は日本と同じかそれ以上にもうもう大変な暑さでした。私は一瞬このままトイレにいようかなぁ
と思いました。大阪の百貨店でもトイレにクーラーは入っていないと思います。私も年に2回、公園で
レースをしておりますが駐車場とトイレは最低限必要な設備です。日本にはラジコンボートの女性の
クラブ員やレーサーはあまり見かけませんがアメリカには女性のレーサーもおります。そうなるとやはり
トイレは必要です。もう少し奥さんや、恋人、子供、みんなと一緒にレースを楽しまなくてはいけません
池の面積は縦200m横300m位かと思います。池の周りは全て自然の堤です。石垣やコンクリートで
囲われておりません。これは非常に大切なことで8〜9艇が同時走行中に起こす自然の波が池の
周りが石垣の場合には大変大きな波になって返ってくるからです。実は4〜5年前にLas VegasにB.H.
ハンソンに会いに行った時に我々のクラブが使用している専用池が有るので見せてあげると言われ
見に行ってきました。2〜3年前 I.M.P.B.A.のガソリンの大会をしたところです。その池の水はあの有名
な「フーバーダム」より(500kmより向こう)引いてきているというのでびっくりしました。その上、立看板
には大きく「この池はラジコンボート以外は使用禁止」と書かれておりカルチャーショックを受けました。
これくらいで驚いてはいけません。B.H.ハンソンからもう一つラジコン専用池があるよと言われあいた口
がふさがりませんでした。さすがアメリカ・・・ラジコン王国、ラジコンマニアは恵まれていますよね。・・・・
このホームページをご覧の方で広大な土地をお持ちの方ラジコン専用池を作っていただけませんか?
 つづく・・・

池及びピット周りと操縦台

  
池の左側 1/3 池の右側 1/3 池全体に防風林があり
風が通らず波が立ち
にくい
操縦台の正面
操縦台に上って行く 操縦台 船を出すピットをよく
見てね。
和気あいあいと
楽しんでいます。
エアコン付のトイレ男子用 男子用トイレ反対側に
女子用がありました。
この中でエンジンを
始動します。
一般の人は立入禁止
エンジンのスタート台
は会場に常設されて
おります。
                                 

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