2006年11月18日と19日2日間においてJ.M.P.B.A.の第43回琵琶湖10km長距離レースが行われた。
私は今回本当に久し振りに18日(土)にCMBのエンジンの応援がてら見学に行ってきました。
その中からCMB 35cc Gasoline engineの結果のみ画像と共にご案内させていただきます。
今回CMB 35cc Gasoline engineは関東の方2名、関西から1名エントリーされておりました。
GM35cc ガソリンクラスは、東京の沖田さんがCMB 35RSエンジンで6分47秒の新記録で優勝
されました。 平均約90Km/hでの速度は35ccクラスの新たなジャンルにチャレンジ成るか今後が
楽しみになってきました。CMB 35cc ガソリンエンジン合計3台、3選手によるレポートです。
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沖田選手騒音テスト72ホーンで楽々通過 | 出場艇の多くはスキー艇の中で美しくカラーリング されたDeep VのSignatureも初参加 |
優勝艇スキー艇 | CMB 35Gasリング入り P/C使用 |
後から | スタート風景 | 快調なスタート風景 |
スキー艇 | CMB 35Gas ABC P/C使用 |
後から | スタート風景 | 快調なスタート風景 |
Aeromarine社の Signatureカラーリング はDonzi風 |
CMB 35Gasリング入り P/C使用 |
船艇が小さいので今回 は70の3葉ペラで挑戦 しました。軽く19,000rpm を廻しこのエンジンの力 強さを感じています。 |
スタート風景 船体の総重量は14Kg 重たそう! |
快調なスタート風景 今回長距離レースは 初参加でしたが3ラウンド とも完走しました。 7分10秒は上出来でした |
CMB35RSの使用時の注意 |
@燃料の混合比は10対1の人16対1の人18対1と色々おられましたがいずれもその状況に応じてこのエンジンは レーシングエンジンなのでニードルはごくごく甘くスロットルを半分以上開けずにこのエンジンの慣らしを2時間以上 していただきたいと思います。使用するオイルはShell Advance Racing M 2Tあるいはモチュール T2あるいはカストロー A747いずれも植物性を含んでいるレーシングオイルですがカーボンスラッチが多少発生したとしてもエンジンがよく廻り 調子がよければ良しとしなければいけません。 何故ならばレース終了後、燃焼室とプラグをクリーニングすればよいことですから・・・・・ 走行中に必ず注意したい事はキャブレターから混入する水のことです。特にレーシングエンジンは水の混入によって 皮膜がなくなりそのポイントにおいてあばた、焼き付け、引っかき傷その他色々な原因になりますので水対策は 万全にしておいて下さい。 ACMB 35ccのキャブレターはレーシングカート用ですので加速ポンプ付きが使用されておりますが構造上、目の細かい メッシュ上のクリーナーが入っていますので必ずレース終了後は分解掃除して中をクリーニングしておいて下さい。特に 2サイクルエンジンは混合油であるが為にニードルが不安定になることがありますので必ず点検をしておいて下さい。 |